(2020.6.13 修正)
明日、学芸会本番です。6年生の劇は大成功、間違いありません。成功する確率は100%です。まずは簡単にその理由のいくつかを羅列します。
1 児童観覧日の時の1年生が、最後まで集中して見ていたこと。
2 6年生のやる気が継続どころか上がっていること。
3 他の先生方からも、おおいに感動したという感想をもらったこと。
4 児童観覧日からの残り2日間で、さらに良くなったこと。
5 練習を楽しみ、喜び、終わることを惜しみながらやっていたこと。
もう、失敗するかもしれないという要素など、ひとつもありません。
学芸会が成功する確率100%の理由
本番が楽しみです。
何が楽しみかというと・・・成功するのが楽しみなんです。
私考えている私なりの成功とは・・・。
1 子どもたちが、自分たちの演技に全身全霊をぶつける姿。
2 お客さんである保護者の皆さんが感動する姿。
3 他の先生方も、学芸会の持つ底力に感銘を受ける姿。
この成功の定義に照らし合わせると、現状では失敗のしようがありません。
ですから、想像するだけで楽しいです。
ところが・・・。
金曜日の最終練習後、一部の子ども達からこんな声が聞こえてきました。
「なんか、今から緊張してきた。」
「失敗したらどうしよう・・。」
「うまくできるかなぁ~。」
話はそれますが、実は他の学年の先生も同じようなことを言う人がいます。
「不安だらけです。」
「気が重いです。」
「ちゃんとやれるか心配です。」
中には、頭痛や腹痛を起こす先生もいたので、「きっと、精神的なものだろうね。」と教えました。それだけだと、励ましにならないので、
「君は、今持っている実力を出したのだから成功するしかないよ。失敗という現象は起こらない。他人の目が気になるようだけど、私は認めているよ。」
と、いつものように周りにいる先生達も巻き込んで、不安になっている先生を応援しまくり攻撃です。ちょっとはすっきりしたかな?
さて、何を伝えたいのかというと、「明日は学芸会」ということではないのです。 今回の記事でお伝えしたいのは2つです。
1つ目は・・・起きている現象は同じでも、どう感じるかは自分次第である。
これから起こることは「明日学芸会だ」という事実だけです。
事実は1つ、学芸会が行われるというだけでなんです。
それを「楽しみ」と思ったり、「不安だ」と思ったり、「緊張する」って思ったり・・・、みんな色々違う感じ方をします。それは、それぞれが自分で決められます。楽しみ!」と思えたら、楽しいですよということです。
2つ目は・・・どんな感情であっても、動機が良ければ良い。
「不安」とか「緊張」とか「心配」って、いや~な感じがすると思うんですが、「明日の学芸会は成功させたい。」という想いから生まれているので、普通は歓迎されないような感情でも、動機が美しいのでオールOKですよということです。
もう、成功させたいって思っているのだから、成功しないということは起こりません。少なくとも、私の定義している成功においては、失敗は起こりません。
本番が終わったら、後日談を書きますね!
だから、 つづく!
追記の後日談「やっぱり大成功だった。」
どの学年も、本番は児童観覧日よりも良くて大成功でした。
6年生の劇は、本番直前はみんな緊張気味でしたが、劇が始まると、今までで最高の演技でした。お客さんに伝えよう!とか、最後だから全力で行こう!とか、そういう気迫が伝わってきました。そして、お客さんたちは、最後まで真剣に見入っていました。
私は見ていませんが、担任の話では、劇が終わっても子ども達の興奮状態がすごかったそうです。
やっぱり、6年生が最後にびしっとしまると、いいですね!
ちなみに行った演目は「ユタと不思議な仲間たち」という劇です。劇団四季の演目をベースに、小学校用に脚本から作りました。お客さんも子ども達も大満足できる内容で、オススメです。
学芸会の劇は、何度も担当しましたし、他の学年の劇もたくさん見てきましたので、素敵だった劇、お客さんや子ども達の満足度が高かった劇を合わせてご紹介します。