Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

ジェネレーションギャップ

ジェネレーションギャップ


 ジェネレーションとは世代のことです。

 ですから、先程「ロストジェネレーション世代」という記載をしましたが、正しくは「ロストジェネレーション」だけでいいのでしょうね。

 

 さて、ロストジェネレーションの説明が難しすぎて頭がやや混沌としてしまったので、軽いお話を書きたくなりました。

 

 私が小樽の友人の結婚式に行くために、JRに乗っていたところ、札幌でカップルが通路を挟んだ反対の席に座りました。カップルといっても、男性は中年ぐらいで、女性はかなり若い。でも、親子ほどは離れていないので、カップルでしょう。行き先は同じ小樽のようです。

 話し声が聞こえてきます。

「君とは、ジェネレーションギャップを感じるね」

と、男性は言っています。女性は

「そうなの?」と。

「うん、色々とジェネレーションギャップを感じるんだ」

「そうなの?」

「うん。」

「・・・・」

「・・・・」

 

 あのね、そういうことが分かっていてつきあったんじゃないの?

 ギャップがあるからなんだっていうのかな?

 それは言ってはいけないし、会話の発展性がないでしょ?

 

 会話は沈黙し、JRの線路を走る音がむなしく聞こえてきました。

 

  当時はそんな否定的なことを考えていましたが、今は少し違った見方をしています。男性は年上ですから、女性をリードしていたいと願ったのでしょう。でも、会話はあまり上手ではないし、話題も乏しい。でも、リードしたい。

 それでどうしようもないジェネレーションギャップの話をしたのではないか。

 そうすれば、話が下手ということではなく、ジェネレーションギャップのために、今は会話が弾まないということになる。ちょこまかしているうちに力をつけようみたいな感じじゃないかな~と。

 だとすれば、一生懸命だから素敵です。

 

 私は一生懸命だったら、何でも素敵だと思います。できるかできないかは問題ではありません。たとえエゴであっても、いいところを見せようであっても、一生懸命は美しい。エゴはあまり良くないことになっていますが、完全に完璧にエゴってこともないでしょうし、やっぱりどこかでは、人の為という要素もあるはずです。

 

 女性の前でかっこよく見せようという男性のことを、私は男性として応援しています。いいな~と思っています。度が過ぎなければ、そういう男性を女性も良いと思うはずなんですが、どうなんでしょうね? 女性じゃないから分からないや!