Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

バイク乗り「あるある」2

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 前回はツーリングにあるバイクあるあるを書いたのですが、今回は日常にある「バイク乗りあるある」も書こうかな?と思いました。おそらく、全てのバイク乗りが経験することでしょうことについて書いてみます。バイクの経験が豊富なら必ず通過するというか、その状態になることで、きっと共感されると思います。バイクに乗っていない人にとっては、知らない世界を知る機会になるはずです。

 決してためになるお話でもないので、気軽に読んでくださいね。

※前回の記事にはてなスターが着いたので書くことにしました。

 

バイク乗り「あるある」2

6 天気が良い+ライダーを見かける=自分も乗ろうかな?

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 本当に乗るかどうかは問題ではありません。乗ろうかな?と、たとえ一瞬でも考えてしまう習性に自分でも知らないうちになってしまっています。天気が良いだけでも乗ろうかな?とは思いますが、バイクのマフラーの音を聞くと相乗効果が働き「いいな~、自分も乗ろうかな~」と強く思うのです。時間の関係とかもありますから、本当に乗るかどうかは別問題ですが・・・。

 

7 なぜかどこでも座れちゃう。

 ツーリングにも共通しますが、バイクに乗って休憩するとき、車のドライブなら絶対にやらないようなことも自然にできるようになります。その1つに「どこでも座れる」ということがあります。コンビニで缶コーヒーを買って飲むときも、コンビニの外に出てちょっとした段差があれば座ります。縁石があれば問題ありません。

 ずっと走ってきたので、ちょっと座りたいのです。ベンチがあれば良いのでしょうけれども、コンビニにベンチがあるということは少ないので、その辺に座るしかないのです。ちなみに、北海道ではセイコーマートというコンビニが地方にあります。地方ではこのセイコマがかなり立派なことが多く、その場合、外に休憩所みたいなのがあるところもあり、そこは必ず休憩場所に選ばれます。

 

8 「もう売ったら?」と言われる。

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 ※名車:カタナです。古いバイクですが、かっこよすぎます。


 社会人になるとバイクに乗る時間は少なくなります。本当は乗りたいんですよ。でも、色々と諸事情ができるので、なかなか乗れなくなるのです。すると、400cc以上のバイクだと、その維持費というものがかかってきます。250cc以下だと車検が無いのですが、400cc以上だと2年に一度、車検もあります。自分で通せば3万円程度で済みますが、整備工場にお願いすると7万円くらいかかります。それに車税も7000円ほどかかります。

 そのため「乗ってないんなら売ったら?」と言われます。「だって、乗ってないじゃん。」みたいな感じ。・・・まあ、乗ってないんですけどね。実際、それでバイクを手放す人もいます。でも、売ってはいけません。一度手放すと必ず後悔します。数年後に再び乗るときには、多大な諸経費が再びかかることになるので、もう一生乗らないということにもなりかねません。

 

9 「バイク危ない?」と思われている。

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 もう、何度言われたか分かりません。理由はスピードの出し過ぎや体が外に出ちゃっているため、事故にあったら一貫の終わりだというところに集約されそうです。

 イメージが危険なんですよね。そのためでしょうか、女性で「バイクに乗りたい」と言っている人は、たいてい親から反対されるようです。

 しかし、バイクは危険ではありません。むしろ安全だというのが私の至った結論です。追い越すときも車よりも楽だし、危険を回避するのもたやすいのです。要は自分の実力に見合った速度で走っていれば問題ないのです。

 事故はあるでしょうけれども、それは車も同じです。むしろ、車にはあらゆる人が乗っている分、運転のうまい人も下手な人も混在しているという理由から危険でしょう。ツーリングライダーになると熟練者が多いので、ツーリング中に事故に合う確立はぐんと減っているはずです。

 

10 自分のバイクに愛着がありすぎる。

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 車が大好きな人は同じ感覚でしょうけれども、バイク乗りは本当に自分のバイクを愛しています。まるで恋人のように感じることもあります。そのため、他人のバイクにもめったに触りません。少し離れたところから見るという配慮をします。そして、ちょっとまたいでみたくなった時は、必ず「またいでみていい?」と聞きます。勝手にまたいでみるということはタブーです。決まりは無いんですけどね、そういうマナーが自然と身についています。

 

11 暑い日はアスファルトにスタンドが食い込む。

 バイクに乗ったことがある人しか知らないことですが、アスファルトはその作りが様々で、暑い日に柔らかくなるアスファルトがあるのです。コンビニのアスファルトはその典型で、暑い日にバイクを止めるとスタンドがアスファルトに食い込んでしまいます。そのため、スタンドを立てる場所に気を遣います。

 

12 新しいヘルメットを買っても古いヘルメットをなかなか捨てられない。

 ヘルメットは、そんなに買い換える物でもないのですが、やっぱり新しいヘルメットが欲しくなるときがあります。それで新しいヘルメットを購入した場合、古いヘルメットというのはもう必要なくなるのですが、これが捨てられないのです。何か思い入れができちゃって、しばらく取っておきます。ヘルメットを部屋のオブジェとして飾ることもあります。

 

13 ブーツも重要。

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 ヘルメットの話が出たので、ついでに靴の話も。

 バイク乗りがブーツを履くのには3つほど理由があります。

 1つ目は、ギアチェンジを右足で上に上げるためです。スニーカーだと痛いし、上げにくいのです。そのため、ブーツの右足はギアチェンジのためにできた跡が残っていますから、ブーツをみればバイク乗りかどうかも分かりますよ。

 2つ目は、やはり寒さ対策です。革のブーツは革ジャンと同じように風を通しません。手とか足とか、体の末端部分は冷たくなりやすいのです。そして寒さは気温というよりも風が問題なのです。

 3つ目は、安全性です。これは革のグローブや革ジャンも同じですが、バイク用のブーツは先端に鉄が入っています。転ぶことは考えていませんが、転んだときに体を守ってくれます。

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 かつて転んだことがありますが(峠でビュンビュン飛ばしていた頃)、革ジャンを着ていたため体は無傷でした。その時、革の力を痛感しました。どうでもいい話ですが、安全性も求めているため、ライダーが着ている革ジャンは重いです。

 ちなみに、ライダースーツという、レーサーが着ているつなぎの服がありますが、あれは全て革でできていて、あらゆるところにプロテクターが入っています。

 以上のことを総合的に考えると、きちんとした格好でバイクに乗っている人は、無防備で車に乗っている人よりも事故にあったときに圧倒的に安全です。

 

14 岬が好き。

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 前の記事でも書きましたが、バイクは乗ることそのものが目的です。ですから、目的地というのはその結果でしかなく、とりあえずここまで行こうということが多いです。その目的地に岬はなりやすいのです。ダムとか、峠とか、湖なんていうのも目的地に選ばれやすいです。車の場合は大きな街を目指すことも多いでしょうけれども、バイクは自然志向なのだと自分の実感から言えます。

 また、目的地に向かう道のりが目的であるという理由から、同じ道はなるべく通らないようにもします。可能ならば、ぐるっと一周できるようなルートを考えます。

 

15 休憩も楽しい。

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 車の場合、休憩は休憩です。ちょこっとトイレとか、そういう感じでしょう。そのため、休憩なしで一気に目的地に行くこともあるでしょう。しかしバイク乗りは、休憩そのものも楽しみます。休憩しているとき、自分のバイクを長めながらコーヒーを飲むなんていうとき、なんだか幸せを感じます。秋になると肉まんなんていうのも定番です。

 

16 専門用語がある。

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「ダート」って言葉を知っているでしょうか?

 砂利道のことです。バイクは二輪という理由から、ダートを避けたくなります。地図にもバイク用があるのですが、バイク用の地図には「ダート」という記載があります。マウンテンバイクは逆にダートが好きです。そういうバイクですから。

「タンデム」って言葉もあります。

 2人乗りのことです。タンデムツーリングというのは、2人乗りでツーリングをするという意味で、これができるバイク乗りは相当のベテランです。今はどうか知りませんが、私がバイクの免許を取ったときは、免許を取ってから1年間は2人乗り禁止だったような気がします。

 そして2人乗りをするとき、男性に教える内容と女性に教える内容は変えます。

 男性には後部席の後ろについている持つところを持って、ニーグリップ(両足の内もも)を絞めたら安定すると教えるのですが、女性には「腰に手を回してくっついて」と教えます。・・・どうしようもないですね。

 

17 専門分野がある。

 バイクには得意分野があるのです。大きく分けると、アメリカンバイク、レプリカバイク、ネイキッドバイク、マウンテンバイク(オフロード)かな? ツアラーという分野もあります。

 簡単に説明すると、次のようになります。

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 アメリカン・・・ゆったり走るのに適しています。フルフェイスではなく、半ヘルがそのスタイルになりますから、スピードを上げるのに適していません。ちなみに、アメリカンの人は、ライダーではなくバイカーと言います。

 

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 レプリカ・・・とにかく速く走りたい人が求めます。速く走ることに特化したバイクですから、前傾姿勢で、風の影響を少なくするためにカウルがついています。峠が好きになります。

 

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 ネイキッド・・・カウルがついていないバイクで、かっこ良さにおいて抜群です。

 

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 オフロードバイク・・・オフロードですから、ロードではなく、ダートや山に特化しています。そして、ヘルメットもブーツもグローブも、全ての使用が変わります。そのため、オフロードバイクから他のバイクや、他のバイクからマウンテンバイクへということは、なかなか起こりません。

 

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 ツアラー・・・ツーリングに最も適したバイクです。安定感、速度、荷物の積み込み、かっこよさなど、あらゆる事を網羅しています。長い時間乗れば、その疲れ具合が全く違います。ただし、形はレプリカっぽいのも多いので、しっかりと区分けされているという感じでもないのかな?とは思います。そして、ツーリングをするのなら、どのバイクでも可能ですから、特別に気にすることもなく、自分の好きな形を求めればよいのです。

 

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 ついでにハーレー。たいていおじ様が乗っています。それはお金をもっていなければできない贅沢です。女性でハーレーに乗っている人は見たことがありません。そして、たいてい群れています。お金もあるでしょうから、いつかはその領域を楽しめるようになりたいですね。

 仲間意識が強いバイク乗りですが、私の経験では、ハーレー集団は同じハーレー乗りに対してのみ強い仲間意識があるうようです。バイクに乗っていても、ハーレー乗りに話しかけられることはあまりありませんから。

 

そろそろおわり

 本当はまだまだあるのですが、また4000字を超え、記事を書き始めてから1時間も経過しました。なので一端終了です。また読まれるようならパート3を書きます。教育特化ブログですが、やっぱり自分の趣味の話を書くのは楽しいですね。 バイク特化ブログに変えようかな?

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 プラモデルでも作って、気持ちを高揚させましょう。ちなみに、タミヤはいいのですが、フジミのプラモデルは超難しいですよ。気軽に作りたいのなら、タミヤがオススメです。

 

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