Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

注意欠陥症の子が見ている世界

ADHDという言葉は、私が子どもの頃にはありませんでした。 正式には、注意欠陥多動性障害という名称です。 簡単に言うと、注意力が散漫で、じっとしていられないということです。 特別支援法というのができてから、各小学校に特別支援学級が出き、子ども…

愛のある叱りなら叱られたい

1年生の特別支援の男の子が、とにかくやたらとふらふら立ち歩き、お友達にちょっかいをかけたり、奇声を出してみたり、わがままし放題です。担任教師が止めると、感情を暴走させて、ふてくされて、動かなくなるということもあります。 体育の授業では、これ…

教師という職業

教師という職業は、もし、ただ生活のためとか、お金のためと割り切るのなら、これほど難しい職業はないでしょう。 今の私が考える限り、教師という仕事には、他の仕事にはない大きな特徴があります。それは「人の成長を願う」ということと「対象が子ども達」…

Let's think!

自分の頭で考える子を育てたいというのは、教師の切実なる願いです。 それは、教育が目指している「自主・自立」すなわち「生きる力の育成」でもあるからです。 しかし、それを実現するための授業は相当難しいのです。 自分の頭で考える子を育てるための授業…