Nayunayu先生 ~愛のある教室~

現場教師の24年間の実践理論

続・健康の秘訣 第6回~病気の生まれ方(後編)~

 病気は突然生まれません。大きく7つの段階を経て死に至ります。

 今回は、前回の続きです。第5レベルからの説明になりますので、まだ読んでいない方は、この記事を読む前に前編を読んでいただけると、よりいっそう理解が深まります。そして、私が超お勧めする「本要約チャンネル・タケミ」に影響を受けた記事ですから、本で知り得た内容を私なりに解釈し、私なりの言葉で書いている記事になります。ですから、元になっている本書を読めば、より詳しく分かることを繰り返しになりますがお伝えしておきます。

 

レベル5「潰瘍(かいよう)」

 ひどい痛みを伴い、大量の細胞や組織が破壊され、幹部に穴が空いたりする状態ですから、完璧に気づきます。気づくというレベルではなく、もう苦しい状態。それがレベル5の「潰瘍」状態です。

 ・口囲潰瘍 ・胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍 など。

 身体は毒素を排出しようと頑張ってくれるのですが、食生活が改善されず、風邪などの炎症作用も薬でなかったことにし続けると、死を回避するために、なんとか毒素を排出しようと活路を見つけようとするのです。

 もう仕方がないので、強制的に細胞に穴を空けてでも外に出さなければ・・・という程の毒素を身体に抱え込んでいるということになります。

 また、胃の場合はストレスとも大きく関係がありますので、悩みすぎなどの精神的要素も加わっているはずです。

 

 痛すぎるのでとりあえずは「胃薬」のお世話になると思いますが、一時しのぎとしての役割しかありません。本当の原因は毒素が溜まりすぎて、自分で毒素の排出の邪魔ばかりしてきた結果の反応なのです。

「薬」・・・という言葉が問題です。現代医学に必須の「お薬」です。薬に「お」がついているので、薬という言葉は丁寧に扱われています。

 多くの人が(かつての私もそうでした)、薬は良いと信じきっています。しかし、薬には治す力はありません。あくまでサポートです。そしてサポートも怪しい薬もたくさん存在しており、薬のために身体を傷つける結果になってしまうことが多々あります。

 健康シリーズでは、すでに何度も強調していきましたが、人の身体は食べたものでつくられています。自分が無知のために無分別な食生活および生活習慣をしておきながら、その結果当然起こる体調不良を帳消しにしてくれる薬などあるはずはありません。「風邪」の段階で気づくことが重要なのです。

 

 ちょっと暗くなってきたので、明るい感じでいきましょう。

 病気のレベルは、潰瘍を経て次のステージへ昇華しまーす!。

 

レベル6「硬化」

 固くなることが「硬化」です。

 なんでもそうですが、硬化するもので良い影響のあるものはありません。

 凝り固まっている状態です。

 この状態に至るということは、レベル1~レベル5までを無視し続けて、生活習慣を改善せずにきたということですから、すでにかなりの時間を経過しています。長い時間をかけてたどり着いた場所と言えるでしょう。

 レベル5で穴を空けて毒素を出そうとした結果、身体はその毒素がそれ以上広がならないように、潰瘍(穴)周辺に防壁を作り出そうとする防衛システムが作動します。これを医学界では「腫瘍」と呼んでいるそうです。

・脳腫瘍 ・子宮筋腫 ・卵巣膿腫 ・乳腺種 ・神経種 ・ポリープ ・壊疽(えそ) ・肝硬変 ・動脈硬化 ・狭心症 ・心筋梗塞 ・脳梗塞 など。

 どうですか? 聞いたことのある重病が出てきましたね。

 この中の動脈硬化をもう少し詳しく見ます。

 動脈硬化の結果、動脈硬化からの波生物として

・難聴 ・腰痛 ・腎臓障害 ・インポテンツ なども発生するようです。

 また、普通は老化現象として考えられている視力の低下やシワなどの組織の萎縮は筋肉の硬化ですし、心不全、腎不全、肺結核などの臓器の機能不全は組織の硬化と見るそうです。

 要は硬化してはいけないものが硬化するということで、それは身体が仕方なくそうしているということです。また、それがどこから出るのかということですから、1つ出たのなら、弱い部分から出ただけで、本当は全身が病んでいるということなのです。

 

 人々が気づける一般的な現象が「風邪」です。

 このクレンジング作業に失敗することが「風邪は万病の元」と呼ばれる所以でしょうね。風邪をひいたのなら、それまでの生活を振り返って、問題点を改善することが大切なのです。

 硬化が改善されず、さらに毒が増え続けると、細胞組織は仕方なく、死を免れるために、組織そのものが変化してくれるそうです。

「慢性関節リウマチ」・・・聞いたことがありませんか?

 私の祖母が、何年もこの「リウマチ」というものに悩まされていました。そして、白内障も併発していました。「白内障」・・・これも組織が変化したものです。

「肝硬変」・・・これも聞いたことがあるでしょう。肝臓が硬化し、組織そのものが仕方なく変わることで身体を守ろうとしてくれているのです。

 

 私は、様々なことを知る度に、身体の完璧さに驚き、自分がいかに身体に悪いことをしてきたのかと、猛省をしました。

 身体は自分ではありません。身体は乗り物です。車に例えると分かりやすいのですが、車に乗っているドライバーが自分で、車は身体というイメージでいいと思います。

 すると、洗車はしない、エンジンオイルの交換もしない、むちゃくちゃな運転をする、故障しても修理はするけど、その扱いは変えない・・・結果、廃車なので新しい車を購入!ということですが、身体は新しくすることはできません。

 また、例えとして車を使いましたが、車は機械で身体は生命ですから、同じようには考えてはいけません。機械は使えば必ず劣化しますが、生命あるものは使えば使うほど良くなるという側面があるからです(筋肉がその代表ですし、脳も使うことで活性化します)。

 

レベル7「ガン」

 現在、死因の第一位が「癌」です。

 現代医学は、それ以外ならばなんとか一時しのぎができるということで、病気の最終到達点に至ってはどうすることもできないということでしょう。

 癌の三大対処療法は「放射線治療」「抗がん剤」「摘出」です。

 この三大療法で治るのなら、癌は恐くないでしょうね。でも、死因の第一位が癌ですから、三大療法をもっても治らないと言えるでしょう。ステージが低ければ延命はできますが、そもそもの原因にアクセスしないのなら、再発は必然ですし、それを防ぐための投薬と共に生きていくということを選択することになるでしょう。

 がん細胞は必要があって、仕方なく細胞が変異した結果に起こる現象です。別の書籍によれば、がん細胞は毎日生まれ、毎日消滅しているそうです。ですから、がん細胞を消滅させるキラー細胞が働かないか、消滅させるよりも生まれる量が多いかのどちらかだということです。

 また、さらに別の書籍によれば、がん細胞は「低酸素」と「低体温」に起因し、その状態でも生きながらえるためにがん細胞ががんばってくれるのだということでした。

 では、今回の大元になっている本書から抜粋します。

 

「癌は、数年のうちに形成されるようなものではありません。長年にわたってため込まれていた毒素のため、細胞の遺伝子コードが変えられてしまい、脳がコントロールできないために、でたらめな増殖を繰り返し、正常細胞としての働きができない発狂した細胞(ガン細胞)が、身体の組織を攻撃していくことになるのです。

 この段階に達する前に、身体はその持ち主に、何度となく異常を知らせる警告のサインを送っているのです。」

『超健康革命』 著:松田麻美子 より抜粋

 

 生活習慣病という名前がついているものの最終章が癌です。

 生活習慣が原因だということです。

 肥満、心臓病、高血圧、糖尿病などは、増えています。

 そこに気づく必要があります。

 増えているのです。

 なぜ増えているのか。

 

 人の身体は食べたものでつくらているという否定できない事実。

 現代の生活習慣は乱れまくっているという実態。

 現代医学が進歩しているにもかかわらず、増えているという現象。 

 

 これらを総合的に判断すると、色々間違っているということを認めざるを得ません。では、なぜ間違ってしまうのかという問題が・・・。

 それが「無知」であるということであり、無知が身体にとって悪いことをしてしまう原因になっているのです。そして知ったとしても実践しなければ意味がないということで、「行動の大切さ」に繋がります。

 

 ですから、今回の健康シリーズでは、たくさんの事を知って、自分にできそうなことを実践してみることをお勧めしています。

「食事」「運動」「睡眠」。そして精神的な「内面」のこと。

 それらは全て繋がっていて、調和しています。

 ぜひ、調和状態を目指して、1つでも2つでも実践してみてください。私も挑戦中ですから、偉そうなことは言えませんので、お勧めとお裾分けなのです。

 

最後に

 人の身体は本当にすごいです。

 驚くべき能力を備えています。

 回復・修復能力。

 これがすごいというのが、私の理解です。

 きちんとメンテナンスをすれば、さまざまな症状は治ります。

 手術するしか方法がないと思われがちな「筋腫」や「腫瘍」も消えるそうです。全ての身体の機能が改善されるのなら、筋腫や腫瘍(レベル6)は、栄養として利用できる部分は使い、使えない部分は排出されてなくなると、本書では説明しています。

 すごいですね。

 そのために、できることは何か、いくつか羅列して、今回の記事は終わります。もし、身体に不調がある場合は、やってみることをお勧めします。

 

①断食や少食の実践で消化エネルギーを回復へまわす。

②自然食を採用し、毒素を身体に入れない。

③リラックスして思考を落とし、身体に任せる。

④散歩して新鮮な空気を体内へ取り入れる。

⑤塩の力を借りる。

 

 次回は「塩」について紹介しますね。

 みなさんが健康でありますように。